繊維科学センターでは、大阪の綿業会館にて5年ぶりとなる大阪地区講演会を開催いたします。
繊維産業は、石油を原料とする化学物質の使用、さらには農業、製造業、輸送業を利用していることで、世界の温室効果ガスの排出量の約10%を占めています。このエネルギー消費量は、世界の航空関連産業よりも多く、現状では、繊維産業は、環境負荷の高い産業であることが明らかになっている状況にあります。そのため、繊維産業のイノベーションを考える上で環境対応を考えざるを得ない状況であると思われます。
このような状況を鑑みて、第8回大阪地区講演会では、環境対応を考えた繊維技術のイノベーションについて考える講演会といたしました。本学のメンバーによる研究成果の紹介に加えて、繊維製品のサーキュラーエコノミーについての特別講演、イノベーションに関する講演を企画いたしました。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
参加ご希望の方は以下のアドレスよりお申込み下さい
https://www.kit.ac.jp/application/view/index.php?id=353130
京都工芸繊維大学 繊維科学センター「第8回大阪地区講演会」「環境対応を考えた繊維技術のイノベーション」
日 時: 2024年2月29日(木)13:20-17:00 (13:00 受付開始)
場 所: 綿業会館 新館7階大会場(http://mengyo-club.jp/access/)
〒541-0051 大阪市中央区備後町2丁目5番8号 TEL:06-6231-4881(代) FAX:06-6231-4940
定 員: 100名
参加費: 無料
協 賛: 一般社団法人繊維学会 一般社団法人日本繊維製品消費科学会 一般社団法人テキスタイル倶楽部 協同組合関西ファッション連合 一般社団法人日本繊維機械学会 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 一般社団法人日本繊維技術士センター 日報ビジネス株式会社(週刊循環経済新聞) ダイセン株式会社(繊維ニュース) 株式会社繊研新聞社(繊研新聞)
【プログラム】
13:20-13:30 開会の挨拶 京都工芸繊維大学長 森迫清貴
13:30-14:20 学術講演
「繊維製品のサーキュラーエコノミーについて考える」 京都工芸繊維大学名誉教授 木村照夫
14:20-15:20 京都工芸繊維大学の研究紹介
「ものづくりを支える「評価」」京都工芸繊維大学情報工学・人間科学系准教授 北口紗織
「健康的生活に寄与する繊維加工」京都工芸繊維大学繊維学系准教授 安永秀計
「環境負荷低減を目指したナノファイバー化プロセスの開発」京都工芸繊維大学材料化学系准教授 高崎緑
15:20-15:30 休憩
15:30-16:10 特別講演
経済産業省近畿経済産業局地域経済部地域連携推進課
16:10-16:50 特別講演
「低炭素社会の実現に向けて」 株式会社みずほ銀行大阪営業第一部資源・素材第二チーム 川合秋帆氏
16:50-17:00 閉会の辞 京都工芸繊維大学繊維科学センター長 横山敦士
講演会後、意見交換会を行います。是非ご参加下さい。
時 間:17:15-
場 所:綿業会館 本館1階会員食堂
参加費:3000円